twitter

uereiのおすすめ

フォト

インターネット募金

« 今年のアカデミー賞受賞作はてっぱんだ | トップページ | 認知症 ともに支える ともに生きる  »

2011年3月 5日 (土)

『オカンの嫁入り』は無縁社会とは無縁

オカンの嫁入り 4,700円 (税込 4,935円)東映ビデオ

日本を代表する女優、大竹しのぶと宮﨑あおいが母と娘役で共演。

日本ラブストーリー大賞・ニフティ/ココログ賞の受賞作を、『酒井家の幸せ』の呉美保監督が映画化しました。

オカンの陽子(大竹しのぶ)は、シングルマザーのナース。 おそらく月子(宮﨑あおい)が生まれたから、近所の村上整形外科に勤めたんだろうかなあ、なんてことを想像します。
ある日の深夜、オカンは酔っ払って若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってきます。

「おかあさん、この人と結婚することにしたから」。あまりに突然の展開に、怒り心頭。家を飛び出して、すぐ隣の、大家のサクさんのところに転がり込んでしまいます。

attention!!こっからはネタバレ>

実はオカンは卵巣がんでした。
ステージⅣで肺と肝臓にも転移。余命は1年。
これからあちこち痛くなって、どんどんやせて、食べれなくなって・・・ いくまでのことは、描かれていませんが、でも「最後の日まで一緒にいてください」と語った母のそばには、月ちゃんがいるだろうし、研太がいることでしょう。そして、この母娘を厳しくも温かく見守ってきた大家のサクさんも、村上整形外科の院長もいることでしょう。

不思議なものです。血縁は母と娘だけ、研ちゃんは配偶者で、
おばあちゃんのような存在のサクさん、おじいちゃん(?)のような村上先生は、
何というか、地元の、地域の縁とでも言いますか、言うなれば「地縁」ですよね。

このメンバーで、オカンの最期を支えて見送るわけです。なんかすごく、すてき!
 

末期がんの家族とは思えない、明るいラストシーン

ラストのシーン、彼らはとても楽しそうです。丸いちゃぶ台を囲んで、とっても楽しそう。

血はつながっていなくても、まるで家族そのものですよ、これ。

新しい形の家族とでもいうか、血縁だけじゃなくて、地域の人とか、患者仲間とか体験者とかでもいい、新しい縁でつながっていく家族。
孤独死や行方不明とは“無縁”の家族の姿がそこにはありました。
これからの、がんとともに生きる社会の1つの提案を見たような気がします。
そういうつながり、必要なんだろうと思います。

それに、たぶん、ほかのつくり手がつくれば、こんなに明るく、にぎやかな末期がんの患者とその家族は描かれないでしょうね。その点が呉監督の手腕というか、この映画の好きなところの1つでもあります。
わたしもなるべくなら家族を笑って見送りたいし、
わたし自身も笑って逝きたいなあと思います。

オカンの嫁入り@ぴあ映画生活
・Twitterでも時々つぶやいています @uereiy
・Facebookページも始めました。
Healing & Holistic Movie Life

にほんブログ村 映画ブログへ

にほんブログ村 健康ブログ ホリスティック医療へ

 

« 今年のアカデミー賞受賞作はてっぱんだ | トップページ | 認知症 ともに支える ともに生きる  »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/572804/51041124

この記事へのトラックバック一覧です: 『オカンの嫁入り』は無縁社会とは無縁:

« 今年のアカデミー賞受賞作はてっぱんだ | トップページ | 認知症 ともに支える ともに生きる  »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

映画リンク

  • 映画.com

ファミリー・ツリー

エンディングノート

無料ブログはココログ