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2011年6月29日 (水)

『BIUTIFULビューティフル』それは、いのちの美しさ。

Biutiful_2

『BIUTIFUL ビューティフル』

★★★★


【1/27DVD発売】

ひと言では言い尽くせない。
さまざまな問題をはらんだ
いのちの映画


ハビエル・バルデムは結構、ファンです。
特に『海を飛ぶ夢』と『ノーカントリー』が好きです。

『食べて、祈って、恋をして』 『それでも恋するバルセロナ』にも出ていますが、
いずれも、かなりクセの強い男ですよね。


この映画では、余命2カ月の父親を演じています。

がん なんですけれども、


その、がんが震災直後に亡くなった伯父と一緒で、
ちょっと感傷的になってしまいます……。


主人公ウスバルのがんは、末期でして

肺と肝臓に転移しています。

そんな体で、

薬物依存で、双極性障害のある母親に変わって、
2人の子の世話もしています。


父親を知らずに育ち、母とは死に別れ、

兄とともに

中国系やアフリカ系の不法移民の仕事や生活の世話をするという裏稼業です。

生活は、楽ではありません。

オリンピック都市でもあるバルセロナ、
サグラダ・ファミリアの完成が待たれるバルセロナの

裏の顔が、ここにはありました。

また、主人公のウスバルには、特殊な能力もありました。

ちょっとカルトっぽくなってしまうんですが、
現世にとどまる死者の魂と会話ができるという、
いわば霊能力のようなものを持っているのです。

これが実は肝になって、ラストに、じわん、と効いてくるんですけれど。


裏社会で暮らしていても、基本、心根の優しい人なんだと思うんですよね、彼は。


そして、ただ、ただ思うのは、
貧困は、いのちのあり方にも暗い影を落とす、ということ。


最後に、“彼女”が帰ってきてくれて、
ウスバル同様にほっとしている自分がいました。


ラストシーンは好きです。冒頭につながる。回想もつながる。

安らかな旅立ちだったと思います。

イニャリトゥ監督は黒澤明監督の『生きる』にインスパイアされた、ということでしたが、

あまり、それほど共通点みたいなものは感じなかったかなと。

ただ、夕焼けのシーンと、

残り少ない時間をどう過ごすか、ということを文字どおり懸命に考えて
生きていたこと。

ウスバルは、家族のため、というか子どものために、そして償いのために
『生きる』のワタナベさんは、市民のために、そして自分自身の納得のために
何ができるか、ってことを考えてたところが若干違うかなと感じました。

もしかしたら同じようなこと、なのかもしれませんけれども。


BIUTIFUL ビューティフル@ぴあ映画生活

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