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2011年10月に作成された記事

2011年10月27日 (木)

『未来を生きる君たちへ』許すことをどうか忘れないで

Miraiwo


未来を生きる君たちへ

★★★★★


【3/2にDVD発売】


許しとは? 非暴力とは? いのちとは?
親として「観てよかった」と思える1本


重い…。

思ったより、重かったのですが、

約2時間、釘づけになった映画でした。


英題は『IN A BETTER WORLD』ですが、
母国デンマーク語でのタイトルは「復讐」という意味です。


復讐、報復、仕返し、かたき討ち、リベンジ。
類語がたくさんあります。

暴力には暴力を。目には目を、歯には歯を。


でも、子どもたちよ、それでは何も解決しないから、

そうではない、「よりよい世界で」生きてほしいというメッセージなのでしょうか。


物語は、2つの場所で進んでいきます。


アフリカの難民キャンプで働く、国境なき医師団の医師アントン。
キャンプには、患者がひっきりなし。
ときおり“ビッグマン”と呼ばれる残虐者にお腹を裂かれた妊婦も運ばれてきます。

そんな中でも、いのちを救うべく働くアントンを

いつも誇りに思っている、彼の息子のエリアス。

父とは離れてデンマークに住み、学校ではいじめられています。

その学校へ、母親をがんで亡くしたばかりのクリスチャンが転校してきます。

クリスチャンは、母の闘病や死を通して、
父に対してわだかまりを抱えていました。


また、エリアスも、いじめのことは
遠くアフリカの地で身を削って働く父には
なかなか言い出せずにいます。
父と母は別居中でもあるし。


どこか、似通っているこの2人。

エリアスをいじめていた相手をクリスチャンが殴り倒し
ナイフで脅したことから、ほどなく、2人は友達になるのですが・・・。


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2011年10月10日 (月)

『ツレがうつになりまして。』をツレと観られるか。

Tsureutsu


ツレがうつになりまして。


全国ロードショー中

★★★★


一緒に、治していく。
一緒に、成長していく。そんな夫婦の物語


同名の大ヒットエッセイが原作。映画の原作となったこのシリーズは全部持ってます。


細川貂々さん、ファンなので。


というか、Mac雑誌の連載 → あ、この人、「ツレうつ」の人だったのか→
「ツレうつ」「その後のツレうつ」→ NHKドラマ →「イグアナの嫁」 → 映画という形で

お付き合い?させていただいておりました。

映画化は満を持してという感じ、私にとって。


だからか、かなり勝手にですが、貂さんとツレさんは他人のような気がしません。
(私も夫を「旦那」とか「主人」と呼ぶのは、どうも苦手なので)
ほんとに勝手にすみませんm(_ _)m。


そんなお2人を、大河ドラマ「篤姫」で名コンビを見せた
宮崎あおいさんと堺雅人さんが演じています。この配役が、すでにパーフェクトといってもいい。


売れない漫画家で、まめで几帳面なツレに甘えっぱなしだった妻が、
ツレのうつ病に直面。

2人で、ともにうつ病と向き合い、成長していく姿を、
『半落ち』の佐々部清監督がハートウォーミングに描いています。


佐々部監督の周りでも、ここ10年の間に奥さまのいとこさんや、高校時代のお仲間が
うつ病になり、自らいのちを絶たれたそうです・・・。


ですから、監督にとっても、どうしても映画化したかった作品だったようです。


毎年、自殺者が3万人を越えて、どんどん増えている国、日本だけですし。

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2011年10月 8日 (土)

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』新世界のはじまり

Photo

猿の惑星:創世記(ジェネシス)


★★★★


本物の類人猿は1匹もいないのに、
感情移入できてしまうすごさ


言わずと知れた往年のSFシリーズ『猿の惑星』の、いわばエピソード・ゼロ。


2001年のティム・バートン版もあわせると、全6本のブルーレイがあってびっくりです。

何を隠そう、チャールトン・ヘストン主演の最初の『猿の惑星』と
ティム・バートン監督の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』しか観ていないのですが。
(いずれ観ます。)


もともと、そのエピソード・ゼロは、アルツハイマー病の治療薬開発がきっかけとなった
ということに「それって、あり得そうかも」と興味と危機感を持って観たのですが、

それがまさかの、感情移入です。

主人公のチンパンジー、シーザーに。


ラストが近づくにつれ、何だか彼の気持ちがわかるような気がして、ウルルッときました。

特にマルフォイ:トムにいじめられて、人間を見限って、
育ての親であるウィル(ジェームズ・フランコ)に対してとる態度といったら。


ウィルにしてみれば、自分が育てて、いろいろと教えてきたのに、
あんな態度を取られてしまったら(思春期の子どもが浮かんだ…)
やっぱりちょっと切なくなってしまいますよね。
そもそもシーザーをあんなとこに入れたのは誰だっていう話もありますが。

そこまで失望するに至ったシーザーの心情も想像してしまいます。

決行の夜、ウィルの部屋で、
彼らをそっと見ている姿にも胸が打たれますし。。。

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2011年10月 2日 (日)

家族よ、もっと死生観を語れ『エンディング ノート』

T0010589p

エンディングノート


新宿ピカデリーほか、全国ロードショー


★★★★★

自分のため、家族のためのエンディング。
見事に終活、完了です


観て、本当によかったと思えるドキュメンタリーでした。

実の娘が末期がんの父親との闘病生活を追うのではなく、
がんを抱えながら、
人生のエンディングに向かう父親をただ追っています。

エンディングノートは、近頃はやりで、
文字通り、人生を終える時のためのノート。

遺言のような法的な拘束力はなく、家族に伝えておきたいこと、
自分がやり残したこと、葬儀の希望や招待する人
などを記しておくものだそう。


パソコンに向かってエンディングノートを綴るお父さんを見て、
ああ、本当「終活」中だなあと思いました。



高度経済成長を支えた、会社命、段取り命の営業一筋のサラリーマン、
監督のお父さんである、砂田知昭さん。

かぶる、大腸がんで逝ったおじとモロかぶりです。年も近い、団塊世代。

娘である監督は『奇跡』『歩いても歩いても』『誰も知らない』など是枝裕和監督の
助監督を務めていた砂田麻美さん。

ずいぶんと前から、お父さんのことを撮りためていたらしく、
今回、こういうことになって、
膨大なテープをあらためて紡ぎ合わせたようで、
お父さんへの愛と感謝にあふれたつくりになっています。


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2011年10月 1日 (土)

8月・9月の映画録(下)『未来を生きる君たちへ』『ホームランが聞こえた夏』『ハンナ』ほか

『未来を生きる君たちへ』 近日アップします。



憎しみや暴力からは何も生まれないということなのでしょうか。

許すことはそう簡単ではないのでしょうか。

だから、舞台はアフリカの紛争地帯なのでしょうか。
いじめや家庭の不和が取り上げられたのでしょうか。


やはり子どもには、親でも、誰でもいい、大人が、
いのちというもの、生きるということ、死ぬということを、正直に、真正面から
伝えてやらなければならないタイミングがあるんだと思います。

逆に、子どもたちから学ぶこともたくさんあると思いますけれど。


『ホームランが聞こえた夏』


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