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2011年12月に作成された記事

2011年12月31日 (土)

『ヒア アフター』忘れないために。

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ヒア アフター


★★★★


ブルーレイ&DVD発売中
オンデマンド配信中


2011年を代表する作品。
この世で“それでも、生きていく”


この映画は、皆さんご存じのとおり、
劇場公開中に東日本大震災があり、
冒頭に大津波のシーンがあることから、即、公開中止となりました。


それでも、監督のクリント・イーストウッドは、
ブルーレイ&DVD商品の売上げの一部を寄付するとのこと。

パッケージの裏にも、
「東日本大震災によって被災された皆様、影響を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
『ヒア アフター』ブルーレイ&DVDには、作品の演出上津波の描写が含まれています。
ご了承の上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。
『ヒア アフター』ブルーレイ&DVD商品の売上げの一部は、日本赤十字社を通じて復興支援活動に役立てられます。
被災された方々及び地域の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。」

と書かれています。


この映画については、今年最後に書きたかったのです。

この映画を観たら、きっと2011年を思い出すでしょう。誰もが。

きっと忘れられてはならないもの。


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2011年12月30日 (金)

イノセントに生と死を想う『永遠の僕たち』

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永遠の僕たち

★★★★4.5

TOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国順次公開中

誰もがこんなふうに見送ることができたら…
いのちというものをたくさん考えた年にふさわしい1本

故デニス・ホッパーの愛息、ヘンリー・ホッパーと、

『キッズ・オールライト』『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカの

イノセントで、初々しいカップルに、

なぜか加瀬亮がからむ、という
『ミルク』『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』
のガス・ヴァン・サント監督作品。

テーマは、“死の受容”なのかなと思います。

自らの死を受容する者、そして大切な人の死を受容する者。

なぜ人は死んでいくのか。

人が生きていく中で、唯一起きることが確実なのは死だけ。

なのに、それを受け入れることが、実は一番むずかしい、という・・・。

見ず知らずの人の葬儀に参列することが趣味のイーノックは、
あるとき、アナベルと出会います。

実はアナベルは脳腫瘍で、余命3カ月といわれている身でした。

イーノックもまた、
交通事故で両親を失い、彼自身も3分間、臨死状態になって、
昏睡から目覚めたときには、1人ぼっちだったという過去がありました・・・。

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2011年12月28日 (水)

『サラの鍵』時を越えて、つながる2人の女性

Photo


サラの鍵


★★★★★

銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー


過去ー現在ー未来、遠い昔のようでいて
つながっている、このいのち

観たのは12月に入ってからの試写会でしたが、

今年最後に、たいへん心を持っていかれた映画となりました。

『ブラック・スワン』みたいな、圧倒的な強烈な持っていかれ方ではなくて、

じわじわ、じんじん、しんしん、という具合でしょうか。


1942年のパリ。
『黄色い星の子供たち』という映画を観るまで知らなかった

悲しい出来事がありました。

ナチスの顔色をうかがうフランス政府は、自ら
フランスに住むユダヤ人たちを一斉に、強制的に検挙したのでした。

通称、“ヴェルディヴ事件”。


夜中に鳴り響くドアの音、
弟とはしゃいでいたサラ(メリュジーヌ・マヤンヌ)は、

ただ事ではないと、
とっさの判断で、弟を納戸の中に隠します。

その鍵を握りしめて連行されるサラと、パパとママ。

すぐに戻れるはずと信じて。


『黄色い星の子供たち』を見たばかりだったので、

それからのヴェルディヴ(冬季競輪場)の内部や

強制収容所のくだりは、知ってはいても胸が苦しくなりました。


でも、苦しくて、つらくて、悲しいだけじゃないのが、

この映画のすばらしいところなんですけど。。。

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2011年12月26日 (月)

【番外編】『家政婦のミタ』にみた現代家族の形とグリーフワーク

『家政婦のミタ』



いや〜終わりましたね〜。
最終回、視聴率40%という数字を残して。。。

久々に、日本のドラマにハマリました。わが家では「ガリレオ」以来の盛り上がりでした。

26日の東京新聞朝刊でも、日芸の教授が記事を書かれていましたが、
さまざまな方が、いろいろなところで、なぜここまでウケたかを分析されています。

私がミタさんをミタのは2話目からだったのですが、
そこでの話は後で述べるとして、

ミタさんを観ながら自分なりに思ったことを書いておきたいと思います。


旧家族というものの崩壊


まず、ミタさんが家政婦としておもむく阿須田家。
子どもが4人もいるのに、お父さん・恵一(長谷川博己)が本当ダメダメですよね。
まるでもう1人の子どものよう、
大人になり切れてないアダルトチルドレン。

「ぼくは父親になる資格なんかない」「子どもたちの愛し方がわからない」なんて言ってのける。。。


もしかしたら、お母さんもまた、そんな男を好きになり、
「もう私がいないとだめなんだから」という典型的パターンで
結婚生活が何とか続いていたのかもしれません。
だからもう、捨てられたら死ぬしかない、という究極的思考になってしまったのかも。

それでも、このお母さんが一家の実際的、精神的柱であったのは間違いないでしょう。


子どもたちは、てんで、ばらばら。

長女・結(忽那汐里)は、大人ぶりたいお年頃。家族よりも、まず自分。
家事もまったくしていないですね。
お姉さんらしいこと、何もしてこなかったと、自分で認めています。

長男・翔(中川大志)は、しっかりしてるようでいて、どこか悶々とした中学生の甘えや危うさもあり

次男・海斗(綾部守人)は、そんな上2人を小ばかにする感じの小学生。
頭はいいんだろうけど、お母さんのこともあり、学校でいじめられてしまいます。


みんな結局、自分が一番大事。

だから、かわいそうなのは次女の希衣(本田望結)ちゃん、なのかもしれません。
かわいい年頃なのに、←ちょっとわがままが過ぎるとこもあるけど
現実にお母さんを、そして、
家を出て行ったことでお父さんをも一時的に失ってしまいます。


そんな阿須田家にやってきたミタさんこと、三田灯(松嶋菜々子)。


そんな子どもたちなので、何でもミタさんに頼ってしまいます。

ミタさんの「承知しました」「それはあなたが決めることです」で
いろいろ、いろいろ、
1〜8話にかけて事件が起こっていくわけですが。。。

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2011年12月17日 (土)

だれでも『私だけのハッピー・エンディング』を!

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私だけのハッピー・エンディング

★★★★



30歳のキャリア・ウーマンが
がんを通じて見つけた
“私らしい人生”=“私らしいハッピー・エンディング”


父と母は離婚し、父とは疎遠、母との関係もうまくいっていない。
そんな両親に反発して、どこか突っ張って、

自分はそうはならないと、誰も本気で好きにならないって、

仕事をがんばって、

友達とただ楽しんで生きていくの、私。

そんな感じの、広告代理店に勤める

キャリアウーマン、マーリー(ケイト・ハドソン)。


正直いって、最初はあまり好きになれないタイプ。

かわいいんですけどね。


しかし、ある日の検診で、

彼女は、かなり進行した大腸がんであることが分かります。


主治医のジュリアン(ガエル・ガルシア・ベルナル!)から

余命半年と告げられてしまうのですが……。

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2011年12月14日 (水)

『うまれる』で出会うファンタジー

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うまれる

★★★★★

うまれる。
人を救い、育て、いやす
奇跡とファンタジー

両親の不仲や虐待の経験から、親になることに戸惑う夫婦。

出産予定日にわが子を失った夫婦。

子どもを望んだものの、授かれないという人生を受け入れた夫婦。

完治しない障がいを持つ子を育てる夫婦。

この4組の夫婦が、出産についての思いを語るドキュメンタリーです。

昨年、シネスイッチ銀座で公開しているときには、
観に行けなくて後悔していましたが、

近くで自主上映会がありましたので、行ってきました。

DVD発売はせず、全国各地の自治体や、サークルや、NPOなどが主催して
上映会を実施しているようです。

いいですね、こういうのも。

12/15現在の詳しい日程はこちらから。

妊娠、出産だけでなく、親になること、家族になるということ、
そして、いのちとは、いのちを紡ぐとは、ということを考えさせてくれます。

冒頭、子どもたちが胎内記憶について、
「痛かった」「苦しかった」
「ママが寂しそうだったから、ここに来ようと思った」
というようなことを口々に語っています。

ここでだめな方は、たぶんこの映画には向かないと思いますのでご了承を。

ちなみに、うちの子の場合、胎内記憶というのかどうなのか、
「うまれたときってどうだった?」と試しに聞いてみたときに
「明るくて、まぶしかった」と言っていました。

5歳くらいのときだったと思います…。

 

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2011年12月 8日 (木)

愛はあとからついてきた『ラブ&ドラッグ』

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ラブ&ドラッグ

★★★★

近ごろはやりのロマンティックコメディながら
いろいろと考えさせられます

アン・ハサウェイとジェイク・ギレンホールの共演。

文句なしの美男美女、『ブロークバック・マウンテン』でも夫婦役で
共演していた2人が
また、息の合ったすてきなカップルぶりと、脱ぎっぷり(!)で演じています。

『涙と笑いの奮闘記──全米セールスNo.1に輝いた"バイアグラ"セールスマン』
(著ジェイミー・レイディ)が原作であり、
LOVEの前にMAKE LOVEという、近ごろよくある(?)タイプの作品かと思いきや、

意外にもシリアスなテーマを含んだ、なかなかいい映画でありました。

最初は「ワハハ」と笑いながら観ていたんですが、ラストにはホロリ。

いい意味で裏切られました。

 

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2011年12月 5日 (月)

『アントキノイノチ』をかかえて生きる。

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アントキノイノチ


★★★


遺品整理というグリーフワークを通して
「元気ですかぁ〜!?」未来の自分へ問う


高校時代に親友を自殺に追いやってしまったことがきっかけで

心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田将生)と、

過去のある出来事から自分を責め続けている久保田ゆき(榮倉奈々)。

そんな2人が、遺品整理の会社クーパーズで出会う…というお話。

岡田将生くんと榮倉奈々ちゃん。この若い2人の演技は、とてもよかったですね。

つらい、苦しい、生きづらい。そんな若者を好演していたと思います。

そして、遺品整理業というお仕事。

『おくりびと』は、亡くなった人の身をきれいにしてくれる納棺師の世界を描き、
なるほど、こんなにまで亡くなった人に尽くしてくれる職業の方がいるんだと感激しましたが、

どちらかというと、
美人姉妹で事故現場の清掃を請け負う『サンシャイン・クリーニング』に
近い感じになるのでしょうか。


亡くなった人のお部屋をきれいにし、不要品は処分し、形見分けもする。
“天国へのお引っ越し”とはよくいったものです。

たいてい孤独死のお部屋で、大家さんや疎遠になった家族・親族から依頼をされます。

無縁社会における、ニッチな(すき間の)産業の1つといえるかもしれません。

心にキズを追った若い2人が、この仕事をします。これは、つらそうです。

死生学で知られるアルフォンス・デーケン先生は、よく講演で

「天国へは何も持っていけません。すべてを手離すんです」とおっしゃいます。


そう、だから遺された者は、遺された物を何とかしなければいけなくなるのですが、

そこを、家族・親族さえも無関心で人任せにしてしまうご時世。

とても悲しいことです。

最初のころは、遺品整理の現場で泣いてしまったこともあった杏平ですが、

過去を告白後に姿を消してしまったゆきを思い、

やがて、かつての親友のときのように「もう無関心にはならない」と、

故人が遂げられなかった家族への思いを伝えようとするのでした。

故人の、いのちというものを、もう一度、周囲に気づかせようとするのでした。

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2011年12月 4日 (日)

ユーモアのこころ『イエスマン“YES”は人生のパスワード』



『イエスマン“YES”は人生のパスワード』(2008)


今このときを受け止めて、
YESと言えるヤツになろう


BBCラジオディレクターの体験実話が原作です。

上智大学のアルフォンス・デーケン先生の講演「ユーモアのこころ」を
お聞きして、真っ先に思い浮かんだ映画なので、ちょっとご紹介!


仕事で、プライベートで、
どんな提案、お誘い、お願いにおいても、
常に「NO」「嫌だ」「パス」と言い続けてきた
男カール・アレン(ジム・キャリー)。

親友ピーター(ブラッドリー・クーパー)の婚約パーティーさえ
ドタキャンする始末です。

私も時々、出無精になってしまうことはありますが、
ちょっとこれはいくら何でも、というレベル。
なので、親友からも愛想を尽かされてしまいます。


そんなカール、
あるとき、参加した自己啓発セミナーで、

"すべてのことに、それが何であっても「YES」と言おう"
という約束をさせられてしまうんです。

それ以来、カールはすべての提案、お誘い、お願いにおいて、
「YES」と答えるようになるのですが・・・。


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