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2012年2月に作成された記事

2012年2月22日 (水)

『J・エドガー』老いて、なお孤独です。

Jed_2

J・エドガー


★★★★


公人としてではなくプライベートな
FBI長官の裏の1面が描かれる

先日、行われた今年度アカデミー賞に、『マネーボール』でブラッド・ピットと、
ファミリー・ツリー』(近日アップします、これは最高!)でジョージ・クルーニーが
主演男優賞にノミネート。

なのに、この人の名前がノミネーションになくて、ちょっぴりがっかりしたのも事実です。

レオナルド・ディカプリオ。

アイドルを脱するべく、大人になってからは
巨匠のスコセッシ監督リドリー・スコット監督クリストファー・ノーラン監督とかと
ちょっとアクの強い仕事をして、

今に至る。

でも、私は好きです。『ギルバート・グレイプ』のころから、
太陽と月に背いて』のころから。


そんなディカプリオに4割方、老けメイクをさせながら、
クリント・イーストウッドが描きたかったことは、

権力と、老いと、孤独

なのかもと思っています。


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2012年2月20日 (月)

『TIME/タイム』イズ・マネーの世界にようこそ

Photo


TIME/タイム


★★★3.5

『ガタカ』にはかなわなくても
独特の世界観に観客を誘(いざな)う

監督・脚本・製作を『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』の
アンドリュー・ニコルがつとめるということで かなり期待度を高くして観ました。
私は、まあまあ、楽しめたかなと思うのですが、
あまり評判はよくないようですね。 

映画会社もびっくりの、意外なスマッシュヒットとなりました。

まず、この映画独特の設定を序盤で飲み込んで、受け入れていないと
やっぱりその後
ついていくのは若干難しいかもしれません。

 すべての人間の成長は25歳で止まる。
 左腕に埋め込まれたボディ・クロックと呼ばれるデジタル体内時計が
 25歳になった瞬間から、その後の生きられる時間(余命)を刻み始める。

 <時間>が通貨の代わりになる。
 世界は2分化され、
 富裕ゾーンの人々は働く必要がないほど通貨=<時間>を持て余す一方で、
 スラムゾーンの人々は、労働によって通貨=<時間>を稼がなければならない。


例えば、スラムゾーンに住む者がコーヒーを1杯頼むと、
ボディ・クロックから、チャカチャカ、チャカチャカと4分差し引かれ、
その分、自分の余命が4分縮んでしまうという、

その4分は富める者の懐へ貯まっていくという、そういうことなんです。

なんという斬新な発想。
なんというオリジナリティ。
まさにタイム・イズ・マネーの世界。
富める者だけが永遠に生きられるという、究極の格差社会を描き出しています。

主演の、『ソーシャル・ネットワーク』のジャスティン・ティンバーレイクはじめ、
『ダークナイト』のキリアン・マーフィ(ちょっとお兄さんだけど)、
『アイ・アム・ナンバー4』のアレックス・ペティファー、
「ホワイトカラー 知的犯罪ファイル」のマット・ボマー、
「マッドメン」のヴィンセント・カーシーザーと
みんな25歳という設定なので、若きイケメン度が高いのはうれしいところですが。

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2012年2月17日 (金)

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』存在に、人は救われる

Photo_2


ものすごくうるさくて、ありえないほど近い


★★★★★


9.11で最愛の父親を失った少年の、
ちょっぴり変わった“グリーフワーク”を描く

ものすごくうるさくて、
ありえないほど近い

Extremely loud
and Incredibly close


なんちゅうタイトルだと最初は思ったのですが、映画を観て、
原題そのまんまをうまく翻訳しているんだと思ったら、しっくり来ました。

これはヤバイです。

すばらしい映画です。


愛する人を失ったつらさ。

喪失との折り合いのつけかた。

主人公の少年の成長。

家族の愛。


この映画から、たくさんのことを受け取りました。

震災以後の私たちのこころに、確実に何かを残してくれると思います。

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2012年2月15日 (水)

『ドラゴン・タトゥーの女』の成長の物語

Dragontatoo


ドラゴン・タトゥーの女


★★★★☆4.5


これはこれで、あり!
D・フィンチャー版はファンを裏切らない


スウェーデン版の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の公開時でしたか、
記憶が定かではないのですが、
「すでにハリウッドリメイクが決まっている」といわれていて、
若干の不安を感じながらも、楽しみに待っておりました。


それが、『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務め、
雑誌「ミレニアム」の記者ミカエルをダニエル・クレイグ、
誰がやるんだ?やれる女優がハリウッドにいるのか?と思っていた
天才的ハッカー・リスベットをルーニー・マーラが演じるということで、

映画ファン、ミステリーファンとしては
胸を躍らせながら待ち望んでいた1作でありました。


とはいっても、
内容的はそんなにウキウキ、ワクワクして観るものではないですよね。

許しがたい性暴力のシーンがありますし、

凄惨な猟奇的殺人も出てきますから。

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2012年2月 9日 (木)

開けっ広げなあなたをいつまでも愛する『アイリス』

DVD『アイリス』(2001)

過去と現在、翻弄されながらも
愛し、尊敬し続けた夫の深い愛

認知症もの第3弾です。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を試写会で拝見したとき、
真っ先に思い出した映画です。

鉄の女と呼ばれた、あのサッチャー元首相も認知症といわれておりますし、
3/17公開の映画でも、その様子を垣間見ることができます。
そのサッチャーの夫を演じたのが、ジム・ブロードベントだったのです。

ハリポタ世代の方には、
魔法薬学のスラグホーン先生といったほうがいいかもしれません。

イギリスの作家であり、哲学者でもあるアイリス・マードックをジュディ・デンチ、
その夫ジョン・ベイリーをジム・ブロードベントが演じた『アイリス』は、
聡明で奔放なアイリスが、晩年、アルツハイマー病に冒された様子と
夫の献身的な介護と苦悩が描かれ、
ジム・ブロードベントは、アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

また、若き日のアイリスを、ケイト・ウィンスレットが
奔放に、まさに開けっ広げに演じているのが印象的です。

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2012年2月 5日 (日)

もっともあり得そうなSF映画らしい、です『ガタカ』


ガタカ(1997)


『TIME/タイム』が公開中ですが、
その監督のアンドリュー・ニコルといえば、やはりこの作品なくしては語れない!と

5,6回目(それ以上かも)になりますが、久しぶりに見直してみました。


とにかくイーサン・ホークも、ユマ・サーマンも、ジュード・ロウも若い!
アカデミー俳優、アラン・アーキンも!。

それだけでも感激ですが

「そう遠くない未来……」で
始まるSFのお話は、もともと大好きなジャンル。

約1年前の記事ではありますが、なんと、
NASAが選んだ現実的なSF映画の第1位にも選ばれたようです。


およそ15年も前の映画なのに、
いつ観ても、新鮮で、斬新で、
もしかしたら、それこそNASAやどこかの機関で
すでにあり得ている話だろう、と思わせてくれます。

この世界観のつくり方、
新作の『TIME/タイム』でも、
ジム・キャリーの『トゥルーマン・ショー』でも、本当うまいな、と思います。


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