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2012年2月 5日 (日)

もっともあり得そうなSF映画らしい、です『ガタカ』


ガタカ(1997)


『TIME/タイム』が公開中ですが、
その監督のアンドリュー・ニコルといえば、やはりこの作品なくしては語れない!と

5,6回目(それ以上かも)になりますが、久しぶりに見直してみました。


とにかくイーサン・ホークも、ユマ・サーマンも、ジュード・ロウも若い!
アカデミー俳優、アラン・アーキンも!。

それだけでも感激ですが

「そう遠くない未来……」で
始まるSFのお話は、もともと大好きなジャンル。

約1年前の記事ではありますが、なんと、
NASAが選んだ現実的なSF映画の第1位にも選ばれたようです。


およそ15年も前の映画なのに、
いつ観ても、新鮮で、斬新で、
もしかしたら、それこそNASAやどこかの機関で
すでにあり得ている話だろう、と思わせてくれます。

この世界観のつくり方、
新作の『TIME/タイム』でも、
ジム・キャリーの『トゥルーマン・ショー』でも、本当うまいな、と思います。


ガタカ(GATTACA)とは、DNAを形成する4つの塩基、
アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の頭文字を取って
適当に並べたものです。
映画に出てくる航空宇宙局のことです。


ガタカに入り、宇宙飛行士を夢見ているのに、
自然出産で“欠陥”のある遺伝子のまま生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)は
“不適合者”と呼ばれ、何度応募をしても不合格になってしまいます。

ガタカが必要とする人材は、
出生前のDNA操作によって、優れた知能と体力をあらかじめ持って生まれた
“適合者”のみ。

指紋や血液から、すぐに“適合者”か、そうでないかが分かってしまうのですから
もはや、ほとんどの企業や機関が“適合者”のみを正規雇用している
世界でしょう。

私も、現在のレンズの技術がなければ、ビン底メガネ必須なので、
その世界でいえば“不適合者”です。ガタカには絶対入れません。

で、そんなヴィンセントが出会ったのが、怪しいブローカーと、
“適合者”として生まれながら
事故で下半身が不自由となってしまった若者ジェローム(ジュード・ロウ)。

ヴィンセントは、身長を伸ばす手術までして、
ジェロームの爪、あか、髪の毛、ふけ、尿や血液などまでも提供してもらって
まるごと彼になりすまし、ガタカに入局します。

やがて、念願の宇宙飛行士に選ばれるのですが、出発間近に殺人事件が起こり、
現場で“不適合者”ヴィンセントのまつ毛が発見されたことから

もしや、正体がばれるのでは?という緊迫の事態に。

警察に捜査協力をするよう命じられたガタカ局員のアイリーン(ユマ・サーマン)も
ヴィンセントに対して疑念がありながら、惹かれていき……。


そう、DNAは、生体を判別するIDとなり、
その優劣は学業、就職、結婚、生き方までも左右させてしまいます。

“不適合者”なんて、何て、嫌な言葉でしょう。

まるで人格まで否定されたような気持ちになります。

人に決められてなるものか、と
ヴィンセントは、常に思っていたことでしょうね。


逆に、ジェロームは家の中にこもりきり、孤独の毎日。
“彼”はガタカの宇宙飛行士なのですから、
もう文字どおり行き場がない、自分の存在意義を感じられない。

唯一、必要とされていると思うのは、自分がいなければ
ヴィンセントが生きられないという、その不条理さだけ。

このあたりは、とてもせつないのですが、

ヴィンセントは、最後には夢を自分のものにすることができます。


自分が人生をどう生きていくかを決めるのは、

希望や夢を持ち、求め、追い続ける信念や、行動力、向上心、努力・・・

そういったものではないのかなと。

その人が何者であるかを決めるのは、DNAだけじゃない
生まれ持ったものだけじゃない。

「どう生きるか」こそが大事、ということを改めて考えさせてくれる、
やっぱりSFの枠を超えた、深〜い類の映画だと思うのです。


↓今度はこっちも見直してみようっと。

↓ジュード・ロウ主演の、これも現実だったらものすごく怖い話。


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