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2012年4月 6日 (金)

病いも奇蹟もなぜ私に!?『ルルドの泉で』

Photo_3

ルルドの泉で

★★★★4.2

なぜ、私が? そこに意味はあるのか?

ようやく観てきました。年末からの念願でした。

すっかり観光地と化している、フランス南西部の巡礼の地ルルド。

聖母マリアの出現の地、聖なる泉として
病いの治癒と回復を求め、心身の安らぎを求める人たちが集うという場所。

多発性硬化症のクリスティーヌも、

その中の1人としてルルドにやってきました。

彼女のお世話をするのは、ボランティアの若き介護人、
その名もマリアでした。

スーベニアショップに、大小様々のマリア像が売られていているのは
かなり奇妙な光景ではありますが、

日本の観光地を見てみても
何となく納得できるものではありますね。(お札やお守りですけどね。)

この映画でも、かの地にある泉の洞窟や聖堂の様子などもかいま見れ、

巡礼者とともに、ルルドツアーに行ったような気分になれます。

 

そんな中で、

どうして彼女なのでしょう?

クリスティーヌは、あるときから突然、立って歩けるようになるのです。

「なぜ、彼女が!?」「なぜ、私が!?」

誰もが、本人さえもが疑問に思わずにいられません。

彼女に奇蹟なのか…。その奇蹟は続くのか…。
それは謎として、ほおっておかれてはいるのですが、

奇蹟って何だろうと考えます。

癒やしって何だろう、と。

身体さえ癒やされればいいのでしょうか。

介護のボランティアや、イケメンの騎士団にちやほやされれば、
癒やされるでしょうか。

クリスティーナのお世話をすることで、
救われていた老婦人もいましたけれども。

「この今の状態が終わって」という祈りと願いが、

「今よ、どうか終わらないで」という祈りと願いに変わる。

彼女だけが。

あの赤い帽子もめちゃくちゃ気になるんですよね〜。

エネルギー、パワーを象徴する、活動的で、
血液の、生命の象徴のような色だし。

それが帽子だというのも、ポイントなのでしょうか。

ほかに介護人の服装にも赤が使われてはいますが、その色を選ぶのは彼女しかいません。

また、巡礼地を旅する人々は、
その旅が唯一の楽しみといえるくらいなので
どこか共通意識を持てるんでしょうか。

その共感性、一体感みたいなものが、

彼女の奇蹟によって、ほころんでいくというか、
わだかまりが生じていくのが、手に取るようにわかります。

赤い帽子のせいってわけではないでしょうが・・・。

はたして彼女の奇蹟は

神の御技か、それとも寛解か、

はたまた、彼女の愛のなせる技か。

喜びを見せながらも、戸惑い、時折答えに詰まる神父さま。

好奇心と懐疑と嫉妬で、世話話が尽きない2人のおばちゃん。

そして気難しい師長さんのような介護人のセシルが、興味深いですね。

とりわけ、2人のおばちゃんたちの会話は、私たちの心の声の代弁でも
あったようにも思えます。

↓クリスティーヌを演じたのは、フランスの実力派女優シルヴィー・テステュー
やはり年齢不詳のかわいらしさ。

ルルドの泉で@ぴあ映画生活

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