twitter

uereiのおすすめ

フォト

インターネット募金

« 『別離』思えば思うほど、離れていく | トップページ | 『私が、生きる肌』この中身に耐えられますか? »

2012年5月23日 (水)

『サニー 永遠の仲間たち』はベタでいい、ベタがいいんです

Photo


サニー 永遠の仲間たち


★★★★4.8


友情と笑いと涙が絶妙
このさじ加減が韓国風

映画を見終わり、その費やした時間を振り返って
すごく楽しかったと、
いい映画だったと、
心から満喫したと思えるものって、年に何本あるか、ないか。

これは間違いなく、その1本に入ります。

ベタな韓国映画は、好きなのです。

昨年の作品で、もっとも涙量が多かったのは『ハーモニー 心がつなぐ歌』であり、
今年になってからの鑑賞ではありましたが、
もっとも展開に息をのみ、ハラハラしたのは『アジョシ』だったんです。

この『サニー』もまた同様。

友情を描き、笑いと涙が絶妙に混ざり合い、
楽しいし、事件もある。そして、ラストにはカタルシスもある。

大変ベタではありながらも、大変満喫いたしました。

夫と1人娘と暮らす、42歳の主婦ナミは、ある日、病院で旧友のチュナの名前を見つけます。

彼女は末期がん。

余命は2カ月といわれていました。


ナミの心は、仲良しグループ「サニー」で過ごした高校時代に飛びます。

「久しぶりにみんなに会いたい」というチュナの願いを叶えようと
ナミは、今ではすっかりバラバラになってしまった「サニー」のメンバーを探すことになりますが・・・。

彼女たちの高校時代は、1986年。ソウルオリンピック前、
新しい時代に向けて変わりつつある韓国。

乱闘シーンが多いのは、そういう運動が盛んだったころだから仕方ないでしょうか。

日本でもスクールウォーズな時代だったわけですし。


でも、どこかコミカル。
何せ敵対グループの名前は、○○時代だし。

歌番組が始まるからって、終わりにして帰っちゃうし。


この後、何かヤバイことが起こるかも、という事件がことごとく
おおむね想像どおりに起こるんですが、

実際は、その想像を凌駕していて、

その超えっぷりが、韓国映画だなという気がします。

時にガールズ・トークって、話がちょっとだけ大きくなってしまうことがありますが
(ない、ですか!?)
やっぱりそれと同じものを感じるんですよね。

その感じ、嫌いじゃないです、私は。


また、上のチラシや、公式HPで確認していただくとわかりますが

高校時代と、成長した現代のサニーのメンバーが、クリソツ。
そこがいいんですよね!


少し前の松嶋菜々子?松たか子?に見えなくもない、ナミの大人時代
若き瀬戸朝香に見えなくもない、高校時代のチュナ

さすがに整形しちゃった、っていう設定の子もいますけれど。


ですが、ただ1人だけ、最後の最後まで見つからない、グループきって、いや学校きっての
美少女スジ。これがまた、なんとなく芦名星を思い出させる美少女です。

彼女は、見つかるんでしょうか。

約束の日にも来ないんでしょうか。

ハラハラしてしまいます。


音楽も、「愛のファンタジー」や、もちろん「サニー」もイイ!
「タイム・アフター・タイム」は泣くなぁ。


学生時代の仲間たち、
とても懐かしく思い出します。

同級会とか、やりたくなりますよね。


↓未見ですが、監督の前作。これもおもしろそう。


↓「LOST」のキム・ユンジン主演。ベタで、ありえへんけど号泣。


サニー 永遠の仲間たち - goo 映画

サニー 永遠の仲間たち@ぴあ映画生活

・Twitterでも時々つぶやいています @uereiy twilog
・試写会や来日記者会見の感想もちらほら。
よかったらFacebookページにも「いいね!」をお願いします。
Healing & Holistic 映画生活


よかったらクリックお願いします。


にほんブログ村 映画ブログへ

にほんブログ村 健康ブログ ホリスティック医療へ

« 『別離』思えば思うほど、離れていく | トップページ | 『私が、生きる肌』この中身に耐えられますか? »

コメント

MasaruSさん、こちらこそコメありがとうございました。
ベタすぎるのと、唐突すぎるのとで、確かに評価は分かれるところです…。

何年かぶりに復帰の方は、スジの25年後を演じられてた方ですよね。
私は知らなかったのですが、韓国では知る人ぞ知るモデルさんで、
大人のスジは来るのか?来ないのか?とハラハラしているところへ
実際に何年かぶりにこのモデルさんがカムバックしたので、とても盛り上がったようです。
ちょっとお名前が分からないですけど…。スジは本当、美少女でしたね!

また今後ともよろしくお願いします。

先日はトラックバックを返した下さった上にコメントまでして下さりありがとうございました。
女性の観客のあいだでは、評価が真二つに分かれがちという話も聞きましたが、男の私も存分に愉しめる作品でした。
観ている時には作品に入り込んでいたので、美少女スジの例のシーンでは「あいつ、やってもうた」と声が出そうでした。
劇場で買ったパンフレットによると、キャストの中には、「何年ぶりに復帰」とか「映画初出演」という人がいるらしく、その辺が解ると、また別の愉しみがあるのかもしれません。

なるさん、コメントありがとうございました!うれしいです。
「過速スキャンダル」も面白いんですね〜!
これは見なくては。楽しみですo(*^▽^*)o

「サニー」も本当に楽しめた映画でした。
やはり韓国映画はレベル高いですね。

Twitterでは同年代以上の男性が盛り上がっているみたいなので、
私は女性陣(ママ層)にアピールしているところです。。。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

はじめまして^^
いつも楽しく拝見してます~。

「サニー」私も観ました!
見る年代によって、懐かしかったり、新鮮だったり、
色んな世代で楽しめる映画だなーと思いました。
とても面白かったですね^^

ちなみに「過速スキャンダル」も面白いですよ。
この監督の初監督作品なのですが、初だなんてとても思えないくらい
しっかりとツボを抑えた映画だと思います。

では、これからブログ楽しみにしてますね~

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『サニー 永遠の仲間たち』はベタでいい、ベタがいいんです:

» サニー永遠の仲間たち/써니 [LOVE Cinemas 調布]
『過速スキャンダル』のカン・ヒョンチョル監督が送るヒューマンドラマ。高校時代の親友7人組“サニー”の一人、イム・ナミが偶然リーダーのハ・チュナと出逢うのだが彼女は末期がんに冒されていた…。出演はユ・ホジョン、チン・ヒギョン、コ・スヒ他。高校時代と現代を巧みに行き来しながら描かれるストーリーに、時に笑い時に泣かされる。... [続きを読む]

» サニー 永遠の仲間たち [だらだら無気力ブログ!]
思ってた以上に面白くて、大いに楽しめる内容だった。 [続きを読む]

» サニー 永遠の仲間たち [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評]
韓国映画 サニー(Sunny) DVD(3DISC)(韓国盤)クチコミを見る現在と過去を同時に描いて女性たちの友情を謳いあげる韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」。ノスタルジックなポップスが効果 ... [続きを読む]

» サニー 永遠の仲間たち [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。英題:SUNNY。カン・ヒョンチョル監督、シム・ウンギョン、カン・ソラ、ミン・ヒョリン、ユ・ホジョン、ジン・ヒギョン、コ・ソヒ、ホン・ジニ。40代、10代の高校時代がシ ... [続きを読む]

» 試写会 『サニー 永遠の仲間たち』 (2012.5.19公開) [理性と感情の狭間で]
5月19日(土)公開の韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」の試写会に行ってきました。 yaplogさん、ありがとうございます あらすじ 平凡な生活をしていた主婦のナミ(ユ・ホジュン)は母の入院先の病院で、高校時代の同級生チュナ(ジン・ヒギョン)と再会する。余命わずかなチュナに「またみんなに会いたい」と言われたナミは、高校時代の仲間たちを探し始める・・・。 感想 1986年に高校生だった主人公が、25年を経て友人たちと再会していく物語。 高校時代の主人公ナミ(シム・ウンギョン)は、女子校へ転... [続きを読む]

» OAFF  サニー 永遠の仲間たち [まぜごはん]
中華圏の映画を2本観た後は韓国映画のサニー(公式HPへ) アラフォー(オバフォーかな?)専業主婦のナミは入院中の母の見舞いに行き、同級生のチュナが入院しているのを知ります。 25年ぶりの再会。余命2ヶ月のチュナは「もう一度サニーの仲間に会いたい」と言いま...... [続きを読む]

» サニー 永遠の仲間たち [ここなつ映画レビュー]
泣く気満々で行きました。ハンカチまで用意して。号泣するつもりでした。だってちょっと年は違うけど、なかなかタイムリーに「あの頃」に引き戻してくれる設定だから。アメソンのナンバーも、最初の曲はシンディ・ローパーって所がもうどんぴしゃ。 3月に大学時代の同窓会があって、それも又タイムリーだったし。でも、大学時代って、遠いようで、みんな意外と環境が似ているから、そこまで衝撃がある程ドラスティックには変わっていないのだけれど。高校の頃の仲間にはしょっちゅう会ってるしね…。この作品のように、かつてとても仲... [続きを読む]

» サニー 永遠の仲間たち/オンナ7人40代、あの放課後をもう一度。 [映画感想 * FRAGILE]
サニー 永遠の仲間たち#50024;#45768;/Sunny/監督:カン・ヒョンチョル/2011年/韓国 綺麗な女の子は、歳をとっても綺麗だけれど。 以前駅の構内を歩いていて、急にはっきりと「自分がモブになった」と感じた瞬間があったんですね。自分の足元には光が当たっていない。もう誰も自分に興味を持たない。なんでその瞬間が駅の構内で訪れたのかはわかりませんが、とにかく一瞬で『その他大勢』になったことを自覚したんです。怖かったなあ。でも、あれがなかったら、今以上に痛々しいお... [続きを読む]

» 「サニー 永遠の仲間たち」 [或る日の出来事]
楽しくて、キュンとして、いい映画だったなあ~。 [続きを読む]

» 「サニー 永遠の仲間たち」 [或る日の出来事]
楽しくて、キュンとして、いい映画だったなあ~。 [続きを読む]

» カン・ヒョンチョル[監督]『サニー 永遠の仲間たち』써니(2011年)を観てきた。 [ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!]
○カン・ヒョンチョル[監督]『サニー 永遠の仲間たち』써니(2011年)を観てき [続きを読む]

» 『サニー 永遠の仲間たち』 彼女が変わらない秘密 [映画のブログ]
 【ネタバレ注意】  無茶苦茶である。  『サニー 永遠の仲間たち』の公式サイトによれば、この作品は韓国で740万人を動員する大ヒットを飛ばしたという。  さもありなん。『過速スキャンダル』で抜群...... [続きを読む]

» 映画:サニー 永遠の仲間たち [よしなしごと]
 男の友情を描いた作品は腐るほどあるけど女性の友情を描いた作品は少ないよね。韓国映画ですが日本でもかなり評判だったサニー 永遠の仲間たちの記事です。 [続きを読む]

« 『別離』思えば思うほど、離れていく | トップページ | 『私が、生きる肌』この中身に耐えられますか? »

2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

映画リンク

  • 映画.com

ファミリー・ツリー

エンディングノート

無料ブログはココログ