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2012年5月13日 (日)

どっちも同じ『ポテチ』じゃないか。

Photo_2


ポテチ


★★★★★


伊坂幸太郎×中村義洋×斎藤和義
さらに濱田岳主演に大森南朋のスパイス、
これでおもしろくないわけがない!


人気作家・伊坂幸太郎の短編小説集「フィッシュストーリー」所収の1篇を

『ゴールデンスランバー』『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督、

同じく『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』の濱田岳主演で映画化。

音楽は『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』の斉藤和義と

ファンなら誰もがしびれる、何という大盤ぶるまい!!!な

まさに珠玉の68分。


同じ年、同じ日、同じ街で生まれたプロ野球選手・尾崎と、

空き巣の凡人・今村の間にある奇妙なつながりが、実にあったかく、

母の日にふさわしく、愛情たっぷりに描かれています。

2012春・縁(えん)をつなぐシリーズの第3弾です。


舞台は仙台、震災後の、2011年8月の仙台。

冒頭は『ゴールデンスランバー』の佳境でも使われた緑まぶしい勾当台公園。

ベンチに腰かけて話す、濱田岳と大森南朋の2人の演技を観てるだけでドキドキします。

これから、いったい、なにが起きるんだっけ⁈と、
原作読んでいるのに期待が高まります。


ポイントは、大森南朋演じる黒澤です。まちがいない。

この映画には、親子愛だけでなく、郷土愛、友や恋人を想う愛、夢を応援する愛、

いろんな愛が詰まっていて、可笑しいやら泣けるやら。

気づけば野球場のシーンはほとんど泣いてました。

四方八方に広げた風呂敷が少しずつ、少しずつ、折り目正しく畳まれ、

最後には、見事なまでのちょうちょ結びになって締まるのは、
やはり伊坂&中村作品ならでは。

もはやこれは、一種のカタルシスですね。


『ゴールデンスランバー』以後、
伊坂氏は原作が映画化されるのに抵抗が出てきていたそうですが、

昨年の東日本大震災を受けて、自ら中村監督に話をもちかけに行ったそうです。


ここにも、愛、ありますね。


もっかい観に行って、竹内結子を探さなきゃ


↓堺さん…ごめん。黒澤は南朋さんのほうが、っぽい。

↓これもラストへのつながり方がすばらしい。

↓これですっかりハマってしまった!


ポテチ - goo 映画

ポテチ@ぴあ映画生活

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