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2012年6月に作成された記事

2012年6月28日 (木)

『星の旅人たち』と歩く道の果て

Theway_2

星の旅人たち

★★★★4.5

何を思い、ゆくのか。
道があるから、ただ歩く。

いやあ、いい旅でした。

フランス国境からピレネー山脈を越え、
スペイン北西部を横断する
その距離なんと800㎞の巡礼路、

聖ヤコブが眠る
サンティアゴ・デ・コンポステーラまで、ひたすら歩いて歩いて、歩く旅です。

妻を亡くして以来、
疎遠になっていた1人息子ダニエル(エミリオ・エステベス)を、
この旅の途中で亡くした喪失感は、
トムというベビーブーマーの父親(マーティン・シーン)を、
自然と、自らも巡礼の道へと導いていきます。

トムの心情そのものは、あまり詳しくは描かれてはいません。

息子は何を思い、この旅に出たのか。

旅の終わりの聖地には、何か救いがあるというのか。

「2人で旅立つ」という言葉どおりに、

息子の遺灰をバックパックにしのばせ、至る所にまいていきながら

トムは、黙々と歩き始めます。

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2012年6月23日 (土)

『アメイジング・スパイダーマン』イマドキの普通さ、まさに親愛なる隣人

1

アメイジング・スパイダーマン

★★★★4.5

原点回帰!スパイダーマンは
繊細でヒューマンな隣人ヒーロー

当初、『ソーシャルネットワーク』『わたしを離さないで』『Dr.パルナサスの鏡』の
アンドリュー・ガーフィールドが、

『スパイダーマン』最新作に大抜擢、
というニュースを知ったとき、

えっ、まさか!
という違和感、なかなかぬぐえませんでした。

繊細でやさしくて、迷い子犬みたいだし、
体つきも華奢。アクションするタイプじゃないよ〜と思っていました。

でも、今は違います!(断固!)

やっぱり彼でよかった。

彼でなきゃ、アメイジングな親愛なる隣人“スパイディ”には
なり得なかっただろうと思います。

あめすぱ、まじやば。

また、NYという舞台における3Dであることの醍醐味。

その辺がしりあがりによくなるまでは、

アンドリュー演じるピーターと、エマ・ストーン演じるグウェンのラブラブ劇場

自分は何者であるかを考える人生劇場

さらには

異種間遺伝子融合や再生医療の人体実験など、
そこは踏み込んではならんだろう、という医療倫理や科学への警鐘サスペンス

といったドラマパートを、しっかりご堪能ください。

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『ワン・デイ 23年のラブストーリー』人生が集約する1日

Oneday

ワン・デイ 23年のラブストーリー

★★★★

友だち同士の関係を選んだ
すれ違う男女の23回分の1日


作家志望、真面目でしっかり者のエマ(アン・ハサウェイ)と

自由奔放なチャラ男のデクスター(ジム・スタージェス)。

正反対な性格の男女の

出会いから23年間を、23年分の7月15日だけでつむいでいくお話。

同名ベストセラー小説の映画化です。
原作は未読。

ストーリーの日付は、すべて7月15日。

出会いの1988年から2011年まで、その年、その年に
2人の間に何かが起こっていきます。

それが、とてもユニーク。画期的。

最初は少し違和感があり、こんがらがりそうになりますが、
やがてなじんできます。

そして、この2人を放っておけなくなります。

『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ監督、さすがです。

とにかくアンがかわいいですし!

ジム・スタージェスも、か弱すぎて情けなくても、かっこいい。

メインビジュアルのすてきなキスシーン↑
これはいつの7月15日なのかってのも気になるところですけれど、

ラストもネタバレしちゃいけないと思うので
そんなに書けないのですが・・・

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2012年6月21日 (木)

『一枚のめぐり逢い』新しい愛で前に進める

Itimai


一枚のめぐり逢い


★★★


喪失を埋めるのは
新しい愛であってもいい

戦地のイラクで見つけた、一枚の写真。

なぜかその写真を肌身離さず身につけていると、何度も命拾いした。
帰還した海兵隊のローガンは、彼女を探すことにする・・・。


『きみに読む物語』『メッセージ・イン・ア・ボトル』のニコラス・スパークスによる原作
『シャイン』『幸せのレシピ』などのスコット・ヒックスが監督、

王道ともいえるラブ・ストーリーですね。


『ハイスクール・ミュージカル』から、すっかり
大人になったザック・エフロン主演。

しかも、

相手役のテイラー・シリングって、
ユニバーサルのTVドラマ「マーシー・ホスピタル」
イラク帰りの元従軍看護師ヴェロニカの人だったんですね〜。

これ、ものすごく見たいんですけれど、

ユニバーサルさん?それともワーナーさんかしら?
どうか、DVD出していただけませんか(^◇^;)


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新『スノーホワイト』いいところもあります

Photo


スノーホワイト

★★★3.5

童話の世界には、やっぱり
教訓がつまっている

私は結構、おもしろいと思いました。

こういうお話はやっぱり悪役が効いてないと!

「鏡よ、鏡」と、自分の美しさと若さを確認するために問い、
“抗加齢”のために魔力を使いまくる
ラヴェンナ女王様(シャーリーズ・セロン)が、断然いいです!

一方、スノーホワイトを演じるクリステン・スチュアートも

こっちの、強い心を持ち、慈しみのある、
癒しと勇気を与えられるスノーホワイトのほうが

いつも守られているベラよりも似合っているように思いました。


きっと慈愛というのは、

愛し愛されたからこそ、周囲に返せるのでしょうね。

1羽の小鳥にさえも。

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2012年6月 9日 (土)

『ソウル・サーファー』のソウルに感涙

Photo

ソウル・サーファー

★★★★4.5

13歳でサーフィンの練習中にサメに襲われ、
肩から下の左腕を失ったプロサーファー、ベサニー・ハミルトンの
実体験を映画化。

私、よく知らなかったのですが、
うちの子も夫も「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系、2010年3月22日放映)
という番組で見たことがある、と言っていました。(※訂正)

「奇跡体験アンビリバボー」でも以前取りあげられていたそうで、
高校英語の教科書にも載っているとか。

恥ずかしながら、私、映画を拝見するときに初めて知りました。
すみません。。。

で、この作品について思うとき、

全然関係ないんですが、
ある1人の有名サッカー選手を思い出したんです。

6月8日のサッカーワールドカップ最終予選のヨルダン戦では、
本田圭祐がハットトリック! 6−0の圧勝でした。

ワールドカップ最終予選でハットトリックを決めたのは
97年の三浦カズ以来だとか。

カズと言えば、思い出す名ゴール・名台詞はたくさんありますけれど、
もっとも印象に残っているのは、

フランスワールドカップの本戦出場選手から外れて、帰国してきたとき
「日本代表としての誇り、魂みたいなのは向こうに置いてきた」
という言葉なんですよね。

当時は、ほんのミーハー心でサッカーを観ていましたが
何だかジーンと感動しました、この言葉には。

今でも1ミーハー代表サポーターではありますけど、
三浦カズって、もっとも「ソウル」なサッカー選手の
1人なんじゃないかと思います。

さて、本作『ソウル・サーファー』でいうところの、
「ソウル」もそういうことですよね。

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2012年6月 8日 (金)

『幸せへのキセキ』私は<軌跡>のほうで。

Zoo

幸せへのキセキ We bought a zoo

★★★★

妻の死、ママの死。
それぞれに必要な
グリーフワークは動物園にあり

妻の死から半年。
コラムニストのベンジャミン・ミーが一念発起して
荒廃した動物園を購入。

まったく知識も元手もない中で
その動物園の再建を目指すお話です。

人は、深い喪失感にさいなまれたとき、
心機一転、まったく別の土地と家に移って、
今までとはまったく別の暮らしを、というのはよくわかります。

考えること、やらなきゃいけないことが山積みで
ほんのちょっとだけ、グリーフを向こうへ追いやってやれますもの。

でも、その新しい家が動物園だとしたらね、どうなんでしょう!?

たとえスカヨハのような美人の飼育員さんがいたとしてもね、どうなんでしょう!?

実話が基になっていますが、

ちょっと異なっているところは、

動物園を買ってからベンジャミンの妻・キャサリンの脳腫瘍が
再発して、亡くなったのではなく、
映画では、亡くなってから動物園を買ったという点。

あと、長男を
14歳というお年ごろに置き換えたこと。

反抗期も相まった、息子のディランとともに歩む
ベンジャミンのグリーフワークが、キーポイントとなっています。

だからこそ、彼らに<奇跡>キセキが起こったわけじゃなくて、

少しずつ進んできた<軌跡>の物語なんだと、私は思っています。

 

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『少年と自転車』やさしい場所へ向かって

Photo_2


少年と自転車


★★★★


自転車の立ちこぎに込められた心情が、
これほど胸に迫る映画はない

なぜかチラシが見当たらないので、パンフ写真で(^-^;

ようやく観た、待望の作品でした。

試写会に行きそびれ、

渋谷の劇場は『別離』と時間が合わないようになってるし、

ヒュートラには満席御礼で振られているし。


ようやく、観ることができて本当よかったです。


なんて、やさしさにあふれた映画なんでしょう。

心に沁みました。


少年と自転車はよく合います。

立ちこぎはマストです。


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2012年6月 7日 (木)

『テルマエ・ロマエ』が想定外にウケるワケ

Photo

テルマエ・ロマエ

★★★

細かいことは気にしないで、
その世界観と、裏側の優越感を楽しむ

今月はとりわけ話題作がめじろ押しというのに今さら。。。
という感はありますが。
「まあまあ、おもしろい!」とは思ったものの、
なぜかブログ記事にはせずにきました。

しかし、5月に興行ランキングで3週連続1位を取ったかと思えば、
今週は連続1位の『MIB3』に引き続いて、2位に返り咲きと、

CMでも言っているように、本当に想定外のヒットですよね。

例えば、渋谷のシネクイントでは、公開から6週間もたつというのに
10時から19時までのフル回転の5回上映。

GW映画で、正直ここまで引っ張るとは思っていなかったですし、
同時期公開作品としては、個人的には
『わが母の記』『宇宙兄弟』のほうが好きだったりするのですが、

くしくも、
20代前半は信州の温泉に多くの時間を捧げていたこともあるので、

ここまでの快進撃はなぜだろう、ということを考えたくなりました。

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2012年6月 1日 (金)

『君への誓い』を見事、貫きました!

Photo

君への誓い

★★★

「病めるときも、健やかなるときも…」
誓いの意味は、そういうこと。

『ミッドナイト・イン・パリ』
即物的なお嬢さま役がはまっていたレイチェル・マクアダムスと

『親愛なるきみへ』のチャニング・テイタム共演。

美女と野獣みたい(すみませんっm(. ̄  ̄.)m)という
印象でしたが、意外やそうでもなかったです。。。

幸せ〜ラブラブ〜の絶頂期で
交通事故にあった新婚カップル。

妻のペイジは頭部外傷のため、昏睡状態に。
目覚めたとき、夫のレオのことをすっかり忘れてしまっていました。

自分が、結婚していたことさえも。

ペイジには、短期の記憶障害が残り、
実家を出て、レオと出逢い、結婚していた約4年間の記憶が
すっぽりと抜け落ちてしまっていたのです。

つまり、彼女には、目の前にいる夫であるレオは
まったく見ず知らずの人に映っているのでした。

この設定で、『50回目のファースト・キス』をちょっと思い出しました。
(近日ブログアップ予定)

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