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2012年7月に作成された記事

2012年7月29日 (日)

『ダークナイト ライジング』伝説の、壮絶な、終わりに

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ダークナイト ライジング

★★★★★

※なるべくネタバレを避けています

「人はなぜ落ちる?」「這い上がるためさ」

クリストファー・ノーラン監督が『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』に続いて放つ
3部作の最終章、完結編。

最凶の敵ジョーカーと、正義の検事ハービー・デント亡き後、
8年間、平和が保たれてきたゴッサム・シティーを
今度は、最強の敵ベインが狙う、という。

ダークナイト(バットマン)を演じるクリスチャン・ベイルをはじめ、
マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンのシリーズキャストに

新たにアン・ハサウェイやトム・ハーディー、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが
加わり、何とも豪華な、最終章にふさわしい1本となりました。

奈落の底に落ち、その上に広がる世界に思いを馳せ、

ふたたび這い上がったときに、

いつも景色はまったく別のものとなり、落ちていたときとは違う自分になれる。

だからこそ、『ダークナイト ライジング』The Dark Knight Risesでは、

ブルース・ウェインはふたたび這い上がるんです、立ち上がるんです。

 

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2012年7月25日 (水)

『苦役列車』走るよ、どこまでも。

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苦役列車

★★★★

今宵や今週は『ダークナイト ライジング』一色であろうと思いますが、

私はこちらを。

早くも大コケか!?という記事もあるようですが、

コケるも何も

同週公開の『海猿』や『ヘルタースケルター』を映画館に観にいく人は、
こっちは観にいかないんじゃないかなぁと思います。
層はあまりかぶらないというか。

現状にあがいて、もがいてるのに、それがどこまでも続いていく、
ということで、それぞれ共通している部分はあるとは思うのですが。

2010年・第144回芥川賞受賞作を『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』
の山下敦弘が監督。

出演は森山未來に、高良健吾、そして前田敦子と豪華なメンツ。

これを観ないでおくべきか!という感じでした。

いや、しかし、森山未來はいつの間にあんな、カメレオン俳優になったのでしょう。

私の中での未來くんの認識は、
『フィッシュストーリー』(伊坂幸太郎原作、中村義洋監督)の強い人、
「ウォーターボーイズ」のかるい人、
『世界の中心で愛を叫ぶ』の助けを求める人
という印象でした。

若手演技派の第一番手は、共演の高良健吾と信じていたのに、
この映画では
彼を、爽やかさだけが取り柄の、何かちょっと足りない、
ただの「田舎から出てきましたよ〜」な専門学校生にさせてしまって。

 

 

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2012年7月21日 (土)

毎日が新鮮、毎日が発見、『毎日がアルツハイマー』

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毎日がアルツハイマー

★★★★

7月14日(土)より ポレポレ東中野、銀座シネパトス、横浜ニューテアトルにて
夏休みモーニング・ロードショー、以後、全国順次公開

28(土)からはヒューマントラストシネマ渋谷でも上映

失われていくことばかりではない
目の前のあるがままの、母の姿を娘が撮る

映像作家・関口祐加さんの母、ひろこさんがアルツハイマー型認知症と診断されて2年。

その毎日の様子を撮影した動画は、YouTubeにアップされ、
のべ20万回ビュー(!)という再生回数になっているそうです。

その100時間以上におよぶ記録映像を
“喜・怒・哀・楽”の切り口で、新たに長編動画として編集しなおしたのが本作。

現在は、都内ほか一部地域でしか見られませんが、
これから全国各地で、関口監督の講演もあったりしながら上映されていくそうです。

まるで別人のように、開けっぴろげで明るくなった
アルツハイマーの、実母を撮る。

Twitterで、関口監督とこの動画の劇場公開を知ってから
楽しみでたまりませんでした。

私は、いわば昨年の『エンディングノート』のように
ジワジワ、ジワジワとクチコミされ、長いスパンをかけて、
日本じゅうに広がっていく1つのムーブメントになると確信しています。

だって、この作品もまた、
悩み、行き詰まる多くの方たちから、求められていたもののように思えますもん。

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2012年7月17日 (火)

『ぼくたちのムッシュ・ラザール』いのちの教室

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ぼくたちのムッシュ・ラザール


★★★★★


こどもとっての学校は
生きるための場所であれ


「いのちがもったいない!!!」

小学校時代、初めて太平洋戦争について学んだときの子の作文の1節です。


いのち。

大事にしていきたいです。


じぶんのいのちも。
ともだちのいのちも。
大切なだれかのいのちも。

いま、この映画を観ることは、大きな意味があると思っています。


カナダ・ケベック州のモントリオール。
移民が最も多い州の大都市だけあって、

フランス語が飛び交ってはいますが、たしかにいろんなこどもたちがいます。


いつものように始まる学校での朝、

その日、牛乳当番だったシモンは、みんなより早く行って、
クラスの分の牛乳を受け取り、教室に運んでおかなくてはなりません。

ところが、教室の中を覗いたシモン…。

牛乳びんをぶちまけ、走って先生を呼びに行きます。

先生たちは、登校して来た子どもたちを、追い立てるようにまた外に出そうとします。

ただ1人、シモンを心配した仲良しのアリスだけは、
散乱した牛乳びんに気づき、思わず教室の中を覗いてしまいました。

シモンと同じ光景を見てしまいました。


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2012年7月15日 (日)

それもそのはず『だれもがクジラを愛してる。』

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だれもがクジラを愛してる。

★★★3.5

立場も思惑も違う人たちが
ひとつになるカタルシス

まるで80年代のトレンディドラマのような邦題ですが、
しかし、内容的には2012年にとってもトレンディ。

原題はBig Miracle。

立場や思惑の異なる人たちが、こうも1つにまとまり
目的を果たせるなんて。

インターネットも、スマホも、Twitterも、Facebookもなかった時代に
確かにすごい奇跡が起きていました。

出演は、『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモアと、
『お家をさがそう』『恋するベーカリー』で
味のあるキャラが印象的だったジョン・クラシンスキー。

彼が出てくると、なんだかホッとしますね。

1988年。アラスカ州。
北極の氷の海に、3頭の迷いクジラが閉じ込められている。

地元で取材をしていたアダム(ジョン・クラシンスキー)がその第1報を報じます。

そのニュースを見た人たち、
環境保護団体グリーンピースの活動家や、地元住民、
石油採掘会社、政治家、州兵、マスコミなど

クジラたちの救出に、それぞれの【欲】がひしめくことに。。。

 

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2012年7月10日 (火)

『少年は残酷な弓を射る』いったい誰に?!

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少年は残酷な弓を射る

★★★★

「母さん、僕が怖い?」

男の子の母としては聞き捨てなりません、このキャッチ。

この映画で、ある少年の母親は、アルコールと睡眠薬で朦朧とするなか、
記憶の断片をたぐり寄せながら、
自分の息子が起こした、ある凄惨な事件に至るまでを回想していきます。

私の子育ては、いつ、どこで、何を誤ってしまったんだろう。。。

彼女のその問いとともに、

私たち観客たちも、何が起こったのかを

彼女の回顧とともにたどることになります。

母親役には『フィクサー』や『ナルニア国物語』のティルダ・スウィントン。

ゴールデングローブ賞ドラマ部門主演女優賞にノミネートされています。

『フィクサー』のとき、彼女の、恐怖や不安が蓄積されていったときの表情はすさまじいな、
と思ったものですが、今回はそれ以上でした。

少年ケヴィン役には、まさにブレイクスルーな新星、エズラ・ミラー。

後で、海外ドラマ「ロイヤルペインズ〜救命医ハンク〜」の
あの孤独なセレブの少年だと気づいたときには驚愕!

少し大人になっているのもありますが、
「そんな妖しさ、どっからきたん?」という体(てい)の成長に

本当に驚かされました。

そう、この美少年がとんでもないことをやらかします。

原題は「WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN」

私たち、ケヴィンについてもっと話さなくては。

子どもに対して、それも実の子の行いに対して

見て見ぬふり、といいますか
傍観することの危険性を訴えている側面が、実に今日的ではあります。

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