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2012年11月に作成された記事

2012年11月19日 (月)

遠くて近い『声をかくす人』のその理由

Photo

声をかくす人  The Conspirator

★★★★


「共謀する者」という原題にも注目

ロバート・レッドフォード監督作品。
南北戦争終結直後に起こった、リンカーン大統領暗殺の
その背後にあった実話をもとに、

政治的なメッセージあり、母の愛ありの、最近では一風めずらしい、
重くて、見応えのある史実映画となっています。
(あ、『アルゴ』もありましたが…)

「人民の、人民による、人民のための政治」の演説をしてからおよそ2年後、

演劇を観賞中のリンカーン大統領は、ブースという名の俳優らによって暗殺されてしまいます。

その暗殺者たちを宿にかくまった罪で
アメリカ史上、初めて死刑となった女性が、
ロビン・ライト演じる
メアリー・サラット。

彼女が、いわば「声をかくす人」になるわけでして。

彼女の弁護を担当することになった若き弁護士フレデリック・エイキンの視点で
「正義」と「真実」を探っていく物語となっています。

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2012年11月18日 (日)

『任侠ヘルパー』の肝心な部分

任侠ヘルパー

 

★★★

草彅剛主演のテレビドラマ・シリーズをちょっと趣向を考えて、映画化です。

今度は、とある海辺の町が舞台。

かつては、観光と漁業で潤ったような町。何だか見覚えがあります。
縁あってこの町にやってきた彦一が、またもや
介護ヘルパーをすることに。

高齢者相手に闇金ビジネスをする
やくざたちの1人になっていく一方で、

老朽化し、営業もしていない観光ホテルを改造して、老人介護施設に変え
「観光福祉都市」の実現を公約にする、市議会議員で
弁護士の八代(香川照之、ここにも)もいます。

とにかく箱物から、という発想。
その熱い思いはわかるんだけれども、

果たして、その実態は…。

「認知症の人と家族の会」の協力を受けただけあり、
多少のデフォルメはあるにしても、

実態が、ここにはあると思いました。

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2012年11月17日 (土)

『その夜の侍』の悲痛な喪失が昇華するとき

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その夜の侍

★★★★★


かつての他愛のない日常を

復讐で取り戻そうとする男


その約2時間の間、

“持ってかれる映画ってあります。

まるでハガレンをまねしていえば。

去年だと『ブラック・スワン』とか、完全にあの世界に持ってかれました。

で、今年はこれ。

『鍵泥棒』とも『大奥』とも違う、堺雅人。

突然のひき逃げ事故で妻を失った男の
ものすごい、ものすっごい喪失感を

べたべたの、脂ぎったような髪と、毎日来ている汗まみれの作業着姿で
薄暗い部屋に閉じこもって、体現しています。

そして、その敵役である、山田孝之の凄み。

本当憎たらしいやつ、自分勝手で、自分の欲望しかなくて、という悪役。

逆に、その敵役にゆすられる亡き妻の兄は、新井浩文、
イヤでイヤでしょうがなくても、離れることが恐ろしいから
一緒につるむ友に、綾野剛。

出てくる男たちが、みんな、
どこか弱くて、情けなくて、度胸がなくて、愚かで、無様で、
いとおしいんです。

不思議です。

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2012年11月14日 (水)

『ミラクルツインズ』が伝えるライフ・イズ・ミラクル

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ミラクルツインズ THE POWER OF TWO

★★★★


今ここにある、この命こそ

ただ1つの奇跡


肺の遺伝性難病「嚢胞性線維症」(通称・CF)を抱えて生まれた双子

アナベルとイサベルの人生を追ったドキュメンタリー。

幼いころから入退院を繰り返し、

命を脅かす呼吸困難と何度も闘いながら、

お互いを支えにしてきた2人。

年に1度のCF患者が集まるサマーキャンプを楽しみにし、

退屈な入院生活の間は

自分たちの経過を日記にまとめていました。

彼女たちの毎日は、常に病気とともにありました。

そんな彼女たちを救ったのは臓器移植。

日本の2歩も3歩も、いや10歩以上も先をゆく、

臓器移植大国アメリカであったからこそ

彼女たちのミラクルは実現できたんです。

いや、でも、それにしても

何なんでしょう。彼女たちのポジティブさ、明るさは。

「病気が、今の自分たちをつくった」という受容の姿、

ドナー家族に対する深い感謝と思いやりの姿、

積極的にいろんなスポーツにチャレンジしている姿に

ある“強さ”を感じずにはいられません。

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2012年11月 6日 (火)

『終の信託』に必要なものとは?

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終の信託

★★★

もっと家族で話し合おう

自らのリビングウイルとエンディング

それは医療か?殺人か?

『Shall we ダンス?』以来、

草刈民代と役所広司で

周防監督が16年ぶりに送るラブストーリーという触れ込みでした。

テーマは尊厳死、延命治療、終末医療、リビングウィル(生前の意思)

人生を終えるとはどういうことか。

前半は、医療ドラマ、後半は、大沢たかお扮する検事と

草刈民代演じる女医との一騎打ちとなる検事ドラマの様を呈します。

「仁」の心を一切排した、

大沢たかおの冷徹さと、頑なさが印象的でした。

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