『愛さえあれば』きっと一緒に生きていける。
『愛さえあれば』 Love is all you need
★★★★☆
ありのままを愛して共にいてくれる人
そして、南イタリアの風景がいやし
『愛さえあれば』 Love is all you need
★★★★☆
ありのままを愛して共にいてくれる人
そして、南イタリアの風景がいやし
★★★★☆
心を解放して生きることを
目標としています
Twitterのタイムラインで、“意外と”好評だったのと、
ヒッチコック HITCHCOCK
★★★★4.5
天才と呼ばれた“ヒッチコック”は
その妻アルマと2人で完成形
『レベッカ』『裏窓』『めまい』『鳥』・・・
代表作をあげればキリがない
“サスペンスの神”といわれたヒッチコック監督を
ヒッチコック最大のヒット作『サイコ』が
どのようにして生まれたかを描いています。
「ヒッチコック&メイキング・オブ・サイコ」という原作があるのですが、
未読で拝見。せめて『サイコ』は観返しといたほうがより楽しめると思います。
その『サイコ』ができ上がるまでの紆余曲折が描かれる、
しかもヒッチコックを特殊メイクを施したアンソニー・ホプキンス、
その妻アルマをヘレン・ミレンと
英国を代表するアカデミー賞俳優のペアが演じる、ということで
映画ファン垂涎ではありますが、
これはやっぱり、夫婦の物語なんです。
“一緒にいることが当たり前”“空気のような存在”になった
熟年夫婦が陥りやすいイザコザを描いた、かなり普遍的なテーマでした。
楽しかった〜。とにかく楽しかったです。
アンソニー・ホプキンスが観れば観るほど、似てないんですけれど、
すごくかわいらしくて。神どころか、人間くさくて。
映画好きな方なら、なおさら楽しめるんじゃないかなと思います!
世界にひとつのプレイブック (Silver Linings Playbook)
★★★★☆
みんな、病んでる。
必死で、生きてる。
タイトルの「プレイブック」とは、
本作でもkeyとなるアメリカンフットボールの作戦図のこと。
しかし、人生というものは必ずしも
あらかじめ作戦を立てたように思いどおりにはいかないのだよ、
ということが、この映画の主人公パットとティファニーを見ていると
ひしひしと伝わってきました。
『スチュアート・リトル2
』でもハウス先生、いや
ヒュー・ローリーが言っていた「銀の裏地」
Every cloud has a silver lining
どんな雲にも銀の裏地がある、つまり、逆境にあっても希望の光はある。
そんなsilver liningなプレイブックは、
妻の浮気ですべてを失い、躁うつ症になったパットと
夫を突然の事故で亡くしたティファニー、
人生のどん底まっただ中の2人の助けとなるのでしょうか。
まあまあ、この際、タイトルのことは置いといても
パットを演じたブラッドリー・クーパー(主演男優賞)
ティファニーを演じたジェニファー・ローレンス(主演女優賞)
パットのパパことロバート・デ・ニーロ(助演男優賞)
パットのママことジャッキー・ウィーヴァー(助演女優賞)という
31年ぶりの快挙であるアカデミー賞、全俳優部門同時ノミネートの
すばらしい俳優陣と、
人間くさく、かっこ悪くても、みっともなくても
必死で生きてるやつらの
笑い泣きのすったもんだ、惚れたはれたを
ただ、ただ存分に堪能してほしいと思います。
WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 (WIN WIN)
★★★★4.8
レスリング大好きな2人が輝く
小粒だけど、やっぱり大好きな映画
『リトル・ミス・サンシャイン』や『サイドウェイ』の、
フォックス・サーチライト・スタジオが製作。
冴えない弁護士とワケあり少年が、
レスリングという共通の愛するスポーツを通じて再生する、
ユーモアたっぷり、ハートウォーミングな物語。
大好きなタイプの映画です。俳優陣も、キャラも、セリフも好きですね。
仕事がなく金欠にあえぐ、弁護士のカイル(ポール・ジアマッティ!)は、
近所の資産家で1人暮らしのレオの認知症が進んだことを知ります。
レオには娘がいるというのに、行方知れず。ほかに身寄りもない。
高額な報酬を目当てにして、マイクは
レオの“後見人”Guardian になることに。
その際に、ちょっとしたウソをついてしまうのです…。
日本にもある成年後見人というものですね。
認知症や知的障がい、精神障がいなどで、財産管理や契約などの判断を自分でつけるのが難しい方々を 保護したり、支援するという制度。
日本では今、弁護士などの公的資格がなくても、一般市民もなれる“市民後見人”の養成もいわれていますが、報酬の問題って、難しい。
果たして、ボランティアでいいのでしょうか、という気もしています。
地方自治体に振りすぎだと思いますし…。
で。
ところが、
身寄りがなかったはずのレオを訪ねて、
レオの孫だという、ブロンドの少年カイルが現れます。
この子が何だか、ワケありふうで…。
★★★★4.5
60’sの画集から飛び出した
12歳のまっすぐピュアラブ
まず一言、言わせていただくと、
ウェス・アンダーソン、大好きだ〜!!!
まさに、ノーマン・ロックウェルの画集のような世界観。
彼のイラストから飛び出してきたような映像が、可愛らし過ぎます。
★★★★4.5
あったかな気持ちになる、とても心地よい映画です。
★★★★
★★★★★
ときに、まっすぐな生真面目さほど喜劇になる
『アフタースクール』→『運命じゃない人』の
順に観て、
大っ好きになりました、内田けんじ監督。
記憶喪失になってしまった非情な殺し屋と、
うだつの上がらない貧乏役者の人生が
ふとしたことから入れ替わってしまう、という
(しかも今年、別の作品でも注目の銭湯にて!)
トリッキーなサスペンス・コメディかと思いきや、
いや、いや、実は、○○がちょっぴり苦手な
イマドキの若者たちと大人たちと
「草食系」や「お1人様」が流行る時代に向けた
まるで応援歌のような○○ストーリーだったとは!
できれば、基本ネタバレしたくない感じです。
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